自分の家のまわりを見張っているのだ。
昨日の写真だが、ここがボビーの縄張りだ。

ニイナが来たばかりの頃、ボビーとここで会った時
ニイナがボビーに向かって、脅かすような仕草をした事がある。
それからというもの、ボビーはニイナを執拗に狙っていた。
襲っては来ないものの、ニイナの後をずっと追ってきたり、逆に脅すような仕草も見せた。
ニイナもやばいと感じていたのか、ボビーのそばを通る時は、
拓さんに隠れるようにしていた。
そして今日、とうとうニイナはボビーにボコボコにされてしまった。
写真が無いので、絵で説明しようと思う。

↑いつものようにこの道に出ると、オバサンに押さえつけられたボビーが怒っていた。
何故か、おばさんは笑っている。
ボビーの怒り方が普通ではなかったので、道を変えて歩き出した時!

↑おばさんの手を噛んで逃れたボビーが、ニイナに向かって走ってきた。
あっという間。ボビーを目で追えない。
ボビーが大の字で空中を飛ぶ姿が見えたが、どうする事もできず・・・

↑ニイナはぼこぼこにされてしまった。
2回ほど飛び掛られて、やっとボビーから離れる事が出来た。
角を曲がり、腰を抜かしたニイナを抱きしめていると
自転車に乗ったおばさんが、ニイナを心配して走ってきた。
「大丈夫?すごかったわね、怪我はない?」
必死でわからなかったが、とてもすごかったらしい。
ふと見ると、ボビーもボビーを押さえていたおばさんも居なくなって
父ちゃんも拓さんもいない・・・

↑遠くに逃げていたらしい。
ニイナに怪我は無い。
ボビーは、本気で爪を立てたりはしなかったのだ。
ボビーにしてみれば、「いつもいつも俺んちの前を通りやがって
その上、この俺様にちょっかいまで出しやがった」
「あいつ、一発なぐってやらんと気がすまない」と思っていたのだろう。
猫があんなに早く走るとは知らなかった。
それと、男衆の逃げ足が早いのにもびっくりした。
それにしても、ニイナに怪我が無くて本当によかったです。