あれから、もう4年も経つのに友人達から綺麗なお花を頂きました。

ナナちゃん、綺麗だね。
ナナちゃんの事、忘れないって・・・



本当に有難うございました。
ナナちゃん、すごくすごく喜んでいると思います。
ナナが死んでしまった時は、時が過ぎるのがすごく怖かったです。
ナナから遠ざかるような気がして、ナナを置き去りにするような気がして
しがみつこうと必死に抵抗しても、容赦なく押し流されていくような感じでした。
4年経って思うのは、遠ざかったり置き去りにしたりしていないという事。
見えなくても、ナナはずっとそばにいて一緒に時を重ねてきた気がします。
毎年、命日には小さいメッセージのような
「わたし、いるわよ」的なアピールをしてもらえます。
今年は夜まで特に何も無く、散歩前にブログ用にお花の写真を選んで、
「今年は何もなかったな・・」と少し寂しい気持ちで夜の散歩に行きました。
ありました。「いるわよ」的なアピール。

今夜はニイナちゃんを操り、よく散歩した道を一緒に散歩してくれました。
ニイナちゃんは、胸を張り尻尾を上げて、それはそれは堂々として
尻尾をゆっくり左右に振りながら悠然とある家の前まで行きました。
普段なら絶対歩かない道です。
その家の前で止まると、じっと家の方を見つめて動きません。
そこは、生前ナナさんが大嫌いだった犬のお家です(笑
家を見つめるそれは、ナナさんの顔つきでした。
「ナナ、Rちゃんはもういないよ、2年前に死んだよ」と言うと
「えっ!?」と言う顔をした後、また歩き出しました。
(死んだもの同士でも、情報が伝わっている訳ではないらしい)
それから、よく行った公園やらゆっくりまわり
私はニイナを「ナナ」と呼び、そんな私を心配そうに見つめる拓さんは
「母ちゃん、頭大丈夫かよ?」と何度も私の顔を見上げていました。
途中何度も帰ろうとする拓さんに
「拓!おまえ犬のくせにナナちゃんが見えないの?」
「ナナとお散歩してるんだから、今夜だけは付き合ってよ!」と
まったく頭がおかしいと思われる事を、平然と言ってのけた母です。
ナナちゃん、ありがとう。
久しぶりにあの道を一緒に歩けて楽しかった♪
拓さんには見えないらしいよ、やーね。(笑
ナナちゃん
ナナのこと、全部憶えているから。
全然色褪せたり、ぼやけたりいてないから。
何年経っても、鮮明に全部憶えてるから。
年をとってボケて昨日の事を忘れても、ナナの事は何一つ忘れないから。
また一緒にお散歩しようね。