という訳で、今日も「猫ボール」を作っていました。
これ、本当に簡単なのです。初心者でも楽々作れると思う。
リアル猫を作りたいけど、ハードル高いと思っている人は、猫顔の練習にもなる
と思うので、興味があったらやってみて下され。
材料: 発泡パーツ ボール50φ」という直径5cmの発砲スチロールの球体。
ダイソーで売っている。
羊毛(ペレンデール鎌倉のランヴィエ羊毛 または、フルフィール)
注)メリノなどの細い植毛に使うタイプの羊毛は、発泡スチロールと相性が悪いので
ベース羊毛というか、毛が簡単にちぎれて、固めやすいものが向いています。
作り方
① 発泡ボールに目と鼻を書く(適当に)

② 目・鼻の部分を先に植えて、残りの部分は三毛などの場合は下書きをして色分けして植える。
(ニードルの太さは、中針または細針)
この段階では、ざっくり数か所刺して色の配置を決める程度にしておく。刺し過ぎない。
注)鼻をピンクにしておくのは単なる目印。後でこの上に鼻を盛ってしまうので付けなくても可。

③ 耳を作る。(耳は△三角になっていればよい、付ける前は固めすぎない)
(ニードルの太さは、中針または細針)

④ 耳を付ける。(ニードルの太さは、細針)
この段階で、周りとなじませながらチクチクと耳の形を整えていく。

最初は黒い耳と同じ大きさだった茶色の耳が、固めていくうちにこれくらい小さくなる。

⑤ 鼻と口のまわりを盛る。(ニードルの太さは、中針または細針)
目の下に毛の色を貼り、目の形を作っていく。

⑥ アイラインを入れる。(ニードルの太さは、細針)

⑦ 目玉を入れる。(ニードルの太さは、細針)
最初は軽く留めておき、猫がどこを見ているのか視線の先を決める。
多方向から眺めてみたり、猫と視線を合わせてみたりして
目の向きが左右でチグハグや不自然にならないように慎重に。

出来上がり。
補足説明
通常羊毛で球体を作る場合、ニードルを球体の中心に向かってチクチクさすのですが
発泡スチロールが中に入っているので、中に向かって刺し続けると、発泡スチロール
が穴だらけになり、中がボロボロになってしまいます。
なので↓下の写真の針の方向に刺すのは、間隔をあけて、
深めに数か所刺すだけにします。

しかしそれでは、羊毛を絡める事も表面をきれいに整える事も出来ないので
↓下の写真のように平行に針を刺して、羊毛を一体化(フェルト化)させていきます。
この時、球体の周りの毛だけに刺すようにして発泡スチロールには針を刺さないように注意。

針を平行に刺す場合、↓これくらいの羊毛の厚みが必要かと思います。

で、チクチクしたり、両手のひらでお団子を丸めるようにコロコロしたりを繰り返すと

だんだんと表面の凸凹が無くなり、羊毛が絡んでフェルト化してきます。
以上、「猫ボールの作り方」でした。