と過去の自分を罵りたいくらいだが、拓さんが少しずつ年をとり
だんだん歩けなくなる過程の中で、見慣れてしまい、仕方のない事、
もう年なんだし、車椅子を使ってまで無理に歩かせなくても・・・という、
勝手な思い込みがあったように思います。
何より、無理をさせて疲れさせてしまうのではないか?
という不安がありました。
しかし、今思う事は、老犬こそ車椅子(歩行器)を使って
歩かせてあげる事。正しい姿勢で立たせてあげる事が、
犬の心にとって、必要な事だったと思うのです。
歩けない事は、もどかしかったんだと
今の拓さんをみて思います。

車椅子に乗る拓さんは、とても楽しそうです。