1度目は、私とニイナが夜の散歩に行っている間に。
父ちゃんひとりで奮闘しました。
2度目は、私が拓と二人で寝ている時です。
夜中ふと目が覚めたら、拓が声も出さずに死にかけていました。
苦しそうに悶絶していて、呼吸していないんです。
抱き起して、大声で拓の名前を呼びながら、ドタバタして、
そのうち父ちゃんが起きて来て、二人でドタバタしているうちに、
口呼吸してくれて、でも目が普通じゃなくて、
もう普通の状態に戻らないかもしれないと思ったほどです。
2度とも、原因は鼻水なんですよ。
自分の鼻水で溺れたのです。
獣医さんに聞いたところ、犬は常に鼻水が出ているのだそうで
普通は無意識に、体の向きをかえたり、鼻水をフンッて飛ばしたりして
鼻の中に鼻水が溜まる事は無いのだそうですが、老犬の場合
自分で体を起すことも出来ないので、鼻の中に鼻水が溜まって
息苦しくなってしまうのではないかとの事。
普段は鼻水が溜まると「息苦しいよー」と鳴いて知らせてくれるのですが
その時は眠りが深すぎて、拓自身、気づいた時には声も出ないくらい
苦しくなってしまったのかもしれません。
怖かったです。
寝る時は、鼻が下向きになるようにベッドに勾配を付けてみたり
4時間くらいで鼻水が満タンになるので、体の向きを変えたりしています。

拓さん、苦しかったね。
ごめんね。