掃除の事である。
私が念仏のように毎日唱えている言葉がある。
「1年365箇所」
私は、掃除関係の本が好きで、見つけると買ってしまう。
ある本に(その著者はドイツ暮らしの長かったご婦人そして掃除会社経営者)
「日本の家には、なんだかよく分からない汚れがこびり付いている」
「日本には大掃除という悪習慣があるため、年末まで汚れを溜めてしまう」
という一文があり、衝撃を受けたのを覚えている。
それを読んだ時から、毎日の普通の掃除以外に1日1箇所だけ、
決めた範囲を掃除する事にしている。
毎日どこかは汚れ、拭いても掃いても、埃は溜まる。
それでも、「なんだかよく分からない汚れ」になるのは嫌だ。

人間の腰から下の位置には、埃が付きやすいので、通るついでにクイックルハンディで
壁をさっと拭いておこうと、別の本に書いてあった。
大事なニイナが、人間が歩くたびに巻き上がる埃を吸い込んでは大変だ。

明日は壁の埃を取ろう。