寝ているニイナの口に指を入れ、皮膚を後ろに引っ張り
上の奥歯についた歯石を、指先でカリカリ引っ掻こうとした。
すると、引っ掻くより先に、奥歯のぐらつきに気づき・・・・焦る。
ちゃんと歯を磨いていたつもりだったが、
上の奥歯には、思ったより歯石がついていて、両側ともぐらついている。
次の日、第四前臼歯が欠けた時に診てもらった病院に行った。

奥歯に痛みはなさそうだけど、抜いてしまう方がいいという事になった。
そしてまた、なぜ、そんな事をしたのか。
喉に小さいしこりがある事を話してしまった。
触ってもすぐには分からないくらい小さいしこりだ。
先生もしばらく触ってやっと見つけて、針を刺して細胞診をした。
その結果がこれだ。

「軟部組織肉腫を含む非上皮性腫瘍」だと??
悪性じゃないか!
細胞診してくれた先生は、歯を抜きに来た患者がこんな事になり困惑している様子なので、
かかりつけの病院に相談させてくれと、抜歯は一旦保留。
今日、かかりつけの近所の先生に結果を見せて相談した。
1.病理組織検査をしてみないと、断定できない事。
2.悪性が疑われる場合、大きく切り取る必要がある事。
3.悪性の場合、急に大きくなる事があるのでその時は手術した方が良い事。
など、先生の意見を聞いてきました。
相談の結果、私たちの希望も含めて、
1.しこりは、今は何もせず様子を見て、大きくなるようなら手術で取る。
2.ぐらつく奥歯は、痛みが出たり食べずらそうな様子を見せたら抜く。
そのどちらかが出た時に、しこりと奥歯を同時に手術する。
という事になりました。
ただ、気休めかもしれませんが、しこりに関しては、
皮下に肉腫ができる事は考えにくいので、良性の可能性もある。
もし悪性であったとしても、免疫があれば抑えられる場合がある。
など、少しの希望はあります。
14歳のニイナに、負担になる治療はさせたくないし
もし、残された時間が短いのなら なおさら、機嫌よく過ごしてほしい。
ニイナちゃんが、毎日笑って過ごせるように頑張ります。