厚みもあり、小さいビー玉が皮膚の下に入っている感じ。

去年のニイナ手帳を見返していたら、こんなことが書かれていた。

喉のしこりに気づいたのが去年の6月19日なんだね。
その時は、本当に小さくて米粒くらいの大きさだったかな。

1か月くらい後に奥歯のぐらつきに気づいて病院に行き、ついでに検査したら
「軟部組織肉腫」だったんだよね。
細胞診した時は5mmくらいの大きさで、直後に1円玉くらいになって
半年は大きさ変わらず。
今年に入っていきなり成長して、あっという間に2cmくらいになった。
で、今年の4月に出血して、また少し大きくなって今は3cmくらい。
発見から1年で、米粒からビー玉くらいに成長した。

出血して手術を強く勧められて、レントゲンを撮ったら肺に転移が見つかり
手術はしないって決めたんだ。
正直、最初から手術する気はなかったので、肺に転移が見つかった時
ショックは無くて、もう迷わなくていいんだって思った。
もし、ニイナが我が家の最初の子だったら迷わず、即、米粒の時に手術したと思う。
なら、どうして?
ナナを手術後に亡くしたことが、今の私の考えにすごく影響していると思う。
その後も、知り合いの犬が癌になったり亡くなったりするのを見聞きしてきた。
手術すれば長生き出来るという訳でもない事、癌の再発の多さ、あまりにも早い再発。
飼い主さんたちの後悔や涙。
そんな経験からか、、、「癌=手術」という考えにはならなかった。
肺に転移が見つかったとはいえ、幸い今のところ症状はない。
腫瘍も傷は治り、ぐちゃぐちゃになったりしていない。
今日も元気に過ごせた。楽しそうだった。
毎日、それだけを願って生きている。