それが、ある日を境に1匹になった。
近所の人が、若い方の犬が心臓が悪く8歳で急死したと教えてくれた。
毎日すれ違っているけれど、人間同士が挨拶するだけで
犬同士は挨拶をした事がなかった。
が・・・
最近・・・
相手の飼い主さんが、拓さんに急接近。
そして今日・・・
ご指名を受けた。

ラブ飼い主さん「うちの子と遊べないかなぁ?」
当のラブさん(13歳)は
「今日から君が僕の遊び相手なの?」と興味津々。
見る見る顔が引き攣る拓さん。

「無理っ!」
拓さん、遊べず。

(容赦なく責め立てるナナさん)
確かに、体高及び体長はラブさんと並んでも劣らず。
が、体の幅が半分しかない。
ラブの飼い主さん「細い・・・」
残念そうに見送るラブの飼い主さんに、何度も頭を下げながら立ち去るナナ拓父母でした。