その甘美な響きに、野望を抑えきれなくなった我々は
直帰する予定を変更して、無人島を目指した。
目指すほどの距離はなく、我々はすぐに無人島に着いた。

ニイナちゃんには分るのだろう。
ここに人はいない。
ぴょんぴょんと跳ねるように走り出す。

入り口は島の中央にあるのに、何故か海側の岩場を歩き出す我々。

張り切りすぎて、高い岩の上まで登って降りられなくなったニイナちゃん。

慎重な拓さんと違い、無謀なくらい元気に岩場を飛び回り
島全体を堪能したニイナちゃん。
ニイナちゃんは、無人島がかなり気にいったようです。
そして、時刻は昼の12時。
お腹が空いた我々は、「道の駅・・行ってみるか?」
すっかり勢いのついたニイナちゃんを見て、更なる野望が胸にわいてきたのです。